81句目~90句目

雪を待つ街に浸され息白し

仕事では聖夜のきよさが疎ましく

湯豆腐よ湯の中はさぞ温かろう

冬麗言葉が吹くのを待ちぼうけ

また一歩双六でさえのろのろと

小走りの微笑む隣人初鏡

寒椿空気に淡く紅をさす

閑かなれど確かに舞う侘助

コーヒーの香を避けコンビニすら寄らず

薄氷うすらいまたがれば危うさの彼岸

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