句集 111句目~120句目 居座る残暑居残る隣人静けさに一つ放たれた見えぬ音あまりにもかわいい声に耳撃たれ幼子のぼやけた振りの踊かな友と言いつつ本音のひとつも言わぬままからからと風を楽しむ案山子かなどうにも短気だ水にはなれない蹴鞠の月をのんびりながめてる満月を指にあて... 2025.08.03 句集