121句目~130句目

五臓六腑八面六臂新酒で躍る

古酒呑めば在りし日の恥思い出す

また風はあっさりと一歩踏み出して

血であれ恋であれ紅葉は鮮烈に

いざ会うと言葉は飛ばずに落ちるだけ

神の留守はてこの祈りどなたに届くやら

神の旅あの埋まらぬ席にはもしや

ああここも潰れてしまったかこの町は

会話さえ音になりにける冷めた街

此度の時雨はなにが芽吹きますやら

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